せっかく梅の花を撮りに訪れたのに、残念ながらどんより曇りぞら。
ちょっと残念…って思うかもしれないけれど、大丈夫!
設定や撮り方のコツをちょっと覚えておくだけで、かわいく撮れます。
さぁ、どうやったら、きれいに撮れるかな~?
曇りの日の花の撮影
あまり難しいカメラの設定や数字の話は、眠くなるので省きましょう(笑)
曇りの日は空を見ると分かるけど、晴れの日よりもどんよりグレーがかっているのです。
露出とホワイトバランスをしているだけで、グ~んと言い写真が撮れるようになります。ぜひ覚えてくださいね。
露出
明るさの事です
マイナスにすると暗くなり、プラスにすると明るくなります。
枝垂れ梅を普通に下からただ撮っただけの場合
露出を-3.0にした場合
夜に撮ったみたいな雰囲気ですね。
露出を+3.0にした場合
急に華やいで、可愛い雰囲気になりました。
露出だけでこれだけ変わるんです。
曇りの日は、ちょっと意識して明るく撮ってあげると、イメージが変わりますよ!
ホワイトバランス
白が白く写るように色の補正をおこなう機能のこと。
電球の下では温かみのある黄色っぽい色味になりますよね?その黄色っぽさをとり除いて、本来の色に近づけるのが、ホワイトバランスの「電球」モードです。
カメラの場合、色味を減らすと言うより、別の色味を足して補正すると言う考え方なのです。
ホワイトバランスには、晴れ、曇り、日陰、蛍光灯、電球などのモードがあり、晴れの時は晴れに、電球の下だから電球に…は当たり前なのですが、実は好きな時に好きに使ってもいいんです!
例えば、
こちらは、曇り空で普通(オート)で撮った写真。
どうしてもどんよりした雰囲気が感じられますよね。
そんな時に便利な設定が、ホワイトバランスです。
ホワイトバランスを「白色蛍光灯」にしてみました。
全体に少し青みがかって、花の色がきれいなピンク色になりました。
こちらは、ホワイトバランスを「白熱灯(電球)」に。
かなり青みが強く、梅の花もブルーになってしまいましたね。
空だけ見ると、青空に見えますね。
同じ写真でも、全くイメージが違ってくると思います。
どれが正解ではないけれど、自分のイメージに近い色味に変えることや
普通ではありえない、アーティスティックな写真を撮ることができます。
ちょっと知ってるだけで、カメラライフがぐ~んと楽しくなりますよね。
実践
露出 +1.0 ホワイトバランス 蛍光灯
露出 +1.3 ホワイトバランス 日陰
露出 ±0 ホワイトバランス 蛍光灯
露出 ±1.0 ホワイトバランス 蛍光灯
ロケ地 奈良・法華寺とは…
天平時代から、1250年以上続くお寺、法華寺。
浴室(からふろ)が言われる蒸し風呂が現存しており、病気回復のために施浴されていたとのこと。比較的最近まで使われていたとのことだが、今は外観しか見ることができなかった。
華楽園
久我高照門跡の発願によりつくられたお庭とのこと。
「一度にたくさん」ではなく、いろいろな種類の花が、時期に合わせて咲くスタイル。
2019年3月7日現在、一番の見ごろは橋本多佳子さんの石碑がある枝垂れ梅。
橋本多佳子さんは俳人で、晩年奈良に住まれていたそうです。
写真展を開催します!
キュート過ぎる鹿の写真で大人気の佐藤 和斗先生の写真教室の一期生の京本。
褒め上手な先生のおかげで、調子に乗って楽しく続けています。
私の出展は第三部、3/24(日)~30(土)です。
24日17時~18時半には私も在廊しています。
良かったら見に来てください。
場所は奈良カフェで有名なカナカナさんの2階です。
お食事しなくても2階に上がれます。
カフェに行列ができていても中に入ってきてくださいね。
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