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ならまちにある元興寺(がんごうじ)とは…
日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)の平城遷都にともなって、移転されたお寺。
ならまちも元は元興寺の境内だったというほど、かつては大きなお寺だったようです。
ホームページには「1300年つづく、はじまりの地」と書かれていて、さすが奈良!と歴史を感じます。
近鉄奈良駅から徒歩15分という事ですが、猿沢池やならまちの街並みを見ているとそれほど苦痛に感じない距離だと思っています。
元興寺の節分会
2月3日の節分の日
年越しの除厄、家内安全、心願成就を祈願する節分会が行われます。
この日は拝観料なしで、中に入ることができます。
火渡り
願いを書いた護摩木を焼き、厄除け・招福を祈願します。
護摩木を焼いている煙が、いい道しるべになりました。
崩した護摩壇木を渡した上を歩く火渡りが行われます。
火渡りは当日の申し込みで参拝者も参加でき、小さなお子様からお年寄りまで多くの方が参加されていました。
歩く木の上は、ほぼ火は消えています。
木の下に燃えカスが少し赤くなっていますが、事前に水をかけてやけどしない程度に調節されていました。
とは言え、ぶっつけ本番なので「熱かったらごめんね!」と言うようなお言葉が住職からありました。(もっと威厳のある言葉でね)
豆まき
火渡りの後、年男、年女による豆まきが15時から行われます。
しかまろくん、せんとくん、ならまちこちゃんのゆるキャラも来ていましたが、豆まきをしていたのはしかまろくんだけでした。年男なのかな?
混雑を避けるため、ケガがないようにと、豆をキャッチできるエリアに入るには、火渡りをした方や絵馬を買った方などに限定されているようです。
また、お子様用の危険の少ないエリアもありました。
豆まきキャッチには参加しなくても、別の場所に並べば豆がもらえます。
私たちはそちらへ…
毎年、試行錯誤しながら、危険がないようなシステムに変えられているとか…
係の方がそっとそんなことを教えてくれました。
厄除けに来てケガしたなんて、本当にシャレになりませんものね~
元興寺の見どころ
鬼探し
境内には5匹の鬼がいるので、その鬼を探すのも楽しいですね。
節分会では人が多く、立ち入り禁止のエリアもあるので、5体全部は見つけられませんでしたが、何体かひょっこり見つけちゃいました。
座禅を組んでるのかな?
隠れているかのような態勢。後ろから見たおしりもかわいかった~(笑)
なぜか色っぽいお姿で…
鬼との関係が深い元興寺なので、節分の掛け声は
「鬼はうち、福はうち」なのです。
日本最古の瓦
東大寺や興福寺よりも古い歴史を持つ元興寺。
創建された飛鳥時代のままの瓦が、極楽堂の西側に建つ国宝・禅室の屋根の一部に残っているんです。
右側の瓦だけ、色がまだらになってますよね?
そこです!
1400年前の瓦が今も使われているって、すごいですね~
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